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カーテンの選び方⑪  ー 機能性レース 遮熱・UVカットレースについて ー

カテゴリ: カーテンの選び方 作成日:2021年08月09日(月)


こんにちは。

 

こちらのブログにご訪問下さいましてありがとうございます。

DREAM INTERIOR ドリームインテリア代表の加藤英里です。

 

マンションをメインとした”住まいのインテリア”をプロ目線でコーディネートしています。

ご要望に合わせていろいろなテイストに対応可能ですが、”綺麗めシンプルモダン”なコーディネートを得意としています。

 

 

お打ち合わせの際にウォークスルー動画をご覧頂くことが可能です。

動画サンプルはこちら。

 

 

 

 

 

※事例については、worksのページをご覧下さいませ。
 

こちらの記事では、カーテンの選び方についていろいろご案内いたします。

 

 

 

毎日暑い日が続きますね!

 

お客様から、

遮熱効果のあるカーテン。

も、お問合せが多く、

いろいろと最新情報を調査しています。

 

これだけ夏の日差しが強いと、

各メーカーさん、

それぞれ商品開発に余念がありませんので、

最近は、遮熱生地の品質とデザインは、

とても向上しています。

 

 

”遮熱”と”遮光”の違いについて

 

ところで、

そもそも”遮熱”ですが、

言葉のとおり、熱を遮るという意味ですので、

”遮光”とは異なります。

 

遮光は、日光そのものを遮ります。

遮熱は、日光そのものではなく、
”熱”を遮るものです。

 

 
最も遮熱効果が高いのは、
日光そのものを遮る生地である遮光生地。

ですので、

夏の暑い時は、遮光カーテンを閉めるのが一番!

ということになります。

ただ、そうするともちろん、
お部屋の中が真っ暗になってしまいます。

 

けれども、

多くの方が求めていらっしゃるのは、

そうではないかと思います。

『光を取り入れつつ、
熱は出来る限り入らないようにしたい。』

という時に活躍してくれるのが、
”遮熱レース”生地になります。

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・

こちら以降、素材等の説明になります。

長くなりますので、

具体的にお勧めのレースを知りたい方は、

カーテンの選び方⑫ をご覧下さい!

素材の分類等にご興味ありましたら、

読み進めて下さいね♪

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

遮熱生地の加工方法


遮熱効果を生地に持たせるためには、

様々な加工方法があります。

おおまかに分類すると下記の3つに分かれます。


①繊維自体の構造

②特殊な織の製法で、
熱を通しにくくする。

各メーカーで採用しています。

①のみ、②のみ、

または①と②の混合タイプなど。

 

 

①中で、特に機能性が高いものといえば、


帝人フロンティア㈱の商標登録商品、

凉しや (すずしや)

があります。
特殊な金属酸化物を封入した
ポリエステル繊維を使用し、
遮熱効果・断熱効果を持たせたもので、
UVカット効果も合わせ持ちます。

 ↓

サンゲツ・リリカラ・シンコール など

国内各メーカーで採用。

 

 上記の①②と少し異なるイメージのものが、

生地の裏面に金属の被膜を作り、
太陽光を反射させ、光の入射と放射を抑制し、

日射熱の建物内への侵入を防ぐもの。

があります。

その中で、

特に極薄のコーティング加工により、

生地のしなやかさを保つ仕上がりを実現

しているものの例として、下記が挙げられます。


〇アルミのメタライズ加工

クリエーションバウマン等。

 

 〇masa(マサ)
積水ナノコートテクノロジーが開発した
ステンレスナノ金属コーティング技術。

フジエテキスタイル

TESORO(セキスイインテリア)

等で採用。

 

遮熱生地は、透過性が低いものが多い

 

 ①及び②は、

それぞれ加工方法が異なりますが、

通常の繊維に、
何等かの加工を施している状態です。


遮熱レースといわれているものの中で、
特に割合の多い①とについて
共通している点として、

織の密度が高い(織が細かい)こと
が挙げられます。

密度が低い、つまり織が粗いと、
どうしても織目の隙間から
ダイレクトに日光が入ってしまいます。

ですので、密度を高くする必要があるのですが、

そうすると、

”透け感の少ないレース生地”

になってしまうというデメリットがあります。

 

外からの視線も遮りたい場合は、
そちらを選ぶことで、

どちらも叶うのですが、

光の透過が少ないため、圧迫感が強かったり、
ゴワゴワした質感になってしまいがちです。

 

『レースの透け感も楽しみたい』

『圧迫感を少なくしたい』

という場合は、
もう一歩踏み込んで検討すると良いかと思います。

 


”透け感”については、
カーテンの選び方⑦ でもお伝えしているように、

 

レース生地には、
程よく光や風景を透過させる

という機能が欲しい場合が多いですよね。


程よく。
というのは、

感覚の問題ですので、
〇窓廻りの状況や屋外の景色を考慮したり、
〇”感覚的な目かくし”として、

 どれくらいの透過性が欲しいのか。
住まう方それぞれに快適さは異なります。

お好みに合わせて、
生地の特性を見比べながら
丁度良い生地を選ぶことが、
【生地のもつ素敵さを最大限生かすこと】
にもつながりますので、
是非気を付けて頂きたいポイントです。

 

 

機能性レースは、デザイン性が低いものが多い

 

機能性レースは一般的に、
デザインの選択肢は、
どうしても少なくなります。

スイス・イタリア・フランス・
ドイツ・トルコ

など、素敵なレースは沢山ありますが、

その素敵な生地のほとんどに、
遮熱機能はありません。

窓の大きい日本の住宅事情。

また、機能性をとても追及する国民性。

によって、
特に日本国内でこの技術が求められ、

その結果商品開発が進んでいるのではないかな
と思います。

 


機能も欲しいけれど、デザインも重視したい。
その悩みで決めきれないときは、

 

〇機能重視なのか
〇デザイン重視なのか

 

まずは、その優先順位を明確にして選ぶと
迷いがないかな。
と思います。

 

洋服に例えると、
お洗濯が簡単なブラウスを買いに行ったのに、
素敵なブラウスと出会ってしまって、
手洗いしようかな。と揺らぎ始める。

このような場合は、

最終的には、
お洗濯が簡単な方を選ぶか。
または、
デザイン重視で機能を諦めるか。

優先順位の高さで選択するかと思います。

 

洋服でも同じように、

素敵なデザインのものが、
必ずしも機能性が高いわけではありません。
むしろ逆のことが多いと思います。
遮熱などの機能性を重視したレースは、

厚みやハリが強いものが多く、
カーテンの選び方⑥の記事で書いていますところの、
”落ち感”の良くないものや、

”透け感”が少ないものが多い

というのが実情です。



カーテンのようなインテリアアイテムは、

アートとは異なり、生活用品でもあるので、
機能を無視してデザインだけでは選べない。

という特徴がありますので、

この点は避けては通れません。

そこがインテリアアイテム選びの
悩ましいところでもあります。
そのような場合は、
勇気を出して、
優先順位を決めて選択しましょう!


デザイン性と機能性、どちらも手に入れたい!

 

ただ、近年は、

機能性とデザイン性を両立させた

レースも増えてきていますので、

どうしてもどちらも手に入れたい場合

そんな時こそプロにご相談下さい。

 

住まう方それぞれにフィットするものは

異なりますので、

この生地ならどの方にも最適です!
とは言えないのですが、

次の記事にて、

おすすめ生地をいろいろをご紹介してみます。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

カーテンの選び方シリーズについては、

下記のページもご参照下さい。

 

 

カーテンの選び方① -窓廻りアイテムのバリエーションー


カーテンの選び方② ーレギュラーカーテン 色についてー


カーテンの選び方➂ -柄の種類 プリント・織・刺繍 についてー


カーテンの選び方④ -レギュラーカーテンの柄の見え方と柄の大きさ等についてー


カーテンの選び方⑤ -レギュラーカーテンの素材感と縫製・ひだについてー


カーテンの選び方⑥ -レギュラーカーテン レースの落ち感についてー

カーテンの選び方⑦ -レースの選び方 透け感・影の出方についてー

カーテンの選び方⑧ -レースの裾仕上げ  三つ折り・ウェイトテープ等についてー

カーテンの選び方⑨ ー 遮光・断熱 レギュラーカーテンその他スタイル ー

カーテンの選び方⑩  ー 遮光・断熱 結論:もっとも有効なスタイル ー

 

カーテンの選び方⑫  ー 機能性レース 遮熱・UVカットレースについて ー (2)

 

 

 

最新の自己紹介記事はこちらです。

※大変長いので、読むのが大変です。

 お急ぎの方は、コンパクトにまとめた

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