カーテンの選び方⑥ -レギュラーカーテン レースの落ち感についてー | DREAM INTERIOR|インテリアデザイン・インテリアコーディネーション

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カーテンの選び方⑥ -レギュラーカーテン レースの落ち感についてー

カテゴリ: コーディネーションのコツ 作成日:2021年02月28日(日)


〇素敵な生地でお部屋に装飾を加えたい。

という観点から、

 

今日は、レースについて。

 

レギュラーカーテンは、
一般的に、
厚地のドレ―プと
薄地のレースの2枚掛けとします。

 

厚地:
光や人影をシャットアウト

薄地:
程よく光や風景を透過させる

 

それぞれの機能があり、
どちらも重要です。

 

同様にデザイン面でも、
それぞれに大切なポイントがあります。

今回は、
レースのデザイン性について。
 

 

お客様とカーテンを選ぶ際には、
必ず確認します。

 

「レースのカーテンを目にする時間は
どれくらいですか?」

この点はとても大切です。

 

A.
日中はカーテン全てを開けてしまうので、
ほとんどレースを使わない。

 

B.
日中はドレープだけ開けていて、
ほとんどの時間レースを閉めている。

 

Aの方の場合、
レースをほとんど目にしないので、
ドレープに比重を置いて
選ぶと良いかと思います。

 

Bの方の場合は、
レースを目にする時間が長いので、
ドレープと同じくらい、または、
レースの方に、より比重を置いて
選ぶと良いかと思います。

 

文章にしてしまうと
当たり前の事のように思いますが、
案外素敵な生地を目の前にすると、
忘れてしまいがちです。

 

一生懸命レースを選んだのに、
実際に新居で吊るしてみたら、
ほとんど目にすることがない!

なんていうことになってしますと、
とてももったいないので、
ここを忘れずに。

 

もちろん、
全て素敵な生地を選ぶ方が良いのですが、
ご存知のように、インテリアファブリックスは、
価格の幅がとても大きいアイテムです。

逆に言えば、
予算をコントロールしやすいところ
でもあるので、
”ご予算のかけどころ”
をしっかり見極めた上で、
ここを一点豪華主義にしよう!
というように、

ご自身にフィットした選択ができると、
デザイン・ご予算両面での満足度が
格段にアップしますね。

 

レースの生地を選ぶ際に、
特に着目したいのは、

 
〇落ち感
〇透け感

〇影の出方

 

もちろん、レース自体に、
色・柄等のデザインがありますので、
そちらを考慮する必要があります。
ドレープ地と同様に、
お部屋の中で広い面積を占めますので、

お部屋になじませたいのか、
または、
際立たせたいのか。
他のアイテムとのバランスを取りながら
選ぶと良いと思います。

 

 

そちらに付け加えて、
上記の3つが要素として入ってきます。

 

上記3要素は、
仮に、

”真っ白なレースを選ぶ”として、
イメージすると、
とても分かりやすいかと思います。
真っ白なレース生地でも、
それそれに個性があります。

 

 

 

 

”落ち感”
これは、前回記事の、
素材感とリンクしているところです。

レースはシンプルなものを選ぶことが多く、

個性を出しにくいところですが、

どんな生地を選択しても、

ひだを作るレギュラーカーテンに仕立てた場合、

上から下まで綺麗に流れ落ちるようなライン

出ていると、空間全体が整って見えます。

これを”落ち感”と言っています。

 

対照的に、

こちらは、落ち感のないタイプの生地

ヒダを付けないフラットカーテンスタイル。

 

produkt image bild 1 エルミノアディス

画像:クリエーションバウマン


ハリ感の強さやシワ加工が強調されて素敵です。

もしこちらをひだを付けるスタイルに仕立てると、

ボリュームがでて、

閉じている時も、開けているときも

左右に広がってしまってまとまりがつきません。

リビングの大きな掃き出し窓などは、

特に注意が必要です。



素材を問わず、
織り糸がしなやかなものが、

綺麗に流れ落ちます。

横方向の柄のものは、

ハリ感が出やすいので、

ひだのないスタイルに向いています。

昇降させるタイプの

シェードスタイルにするときも、

ハリがある生地の方が、向いているかと思います。


落ち感があった方が良いのか、

ハリ感があった方が良いのか。

求めるスタイルによって変わるわけですね。


落ち感にもいろいろな種類がありますので、

そちらは、後ほど。



 ”透け感”
どれくらいの透過性が欲しいのか。
レースの透過性には、

かなり個体差があります。
また、

窓廻りの状況や屋外の景色を考慮したり、
縫製を考慮した上で
”透け感”を選択することで、
その生地のもつ素敵さを最大限生かすことが出来ます。

 

”影の出方”
レースは、基本的に光を透過させますので、
影ができます。
お部屋の中の壁や床に出来る影も
変化するデザインとして取り入れると素敵です。

 

透け感と落ち感については、
ファッションでイメージすると、
分かりやすいかと思います。

 

”シンプルな白シャツ”

一言で、白シャツといっても、
様々なバリエーションがありますね。

 

〇綿素材のしっかりと目の詰まった
かっちりしたシャツ

 

〇麻素材の張りと透け感のある
ざっくりしたシャツ

 

〇ポリエステルの軽くて透け感のある
さらさらとしたシャツ
(ブラウス)

 

〇シルクの柔らかくて光沢のある
フォーマルなとろみシャツ
(ブラウス)

 

同じ白いトップスでも、
かなり印象が変わることが
イメージできると思います。

 

 

白いレースのカーテンも同じです。

 

パリっとしたプリーツスカートに合わせたい
綿シャツもあれば、

フレアスカートに合わせたい
とろみブラウスもあります。

 

※ドレ―プ生地を
 洋服に例えた記事はこちら。
 →

 

 

ドレープ生地との相性をイメージしながら、
ドレープとの組み合わせを楽しんで頂くと、
自然なコーディネートに、
仕上がります。

 

上記のBの方は、
(レースを目にする時間の長い方)

レースから選ぶものお勧めです。
一見個性のなさそうに見える
白いレースカーテン生地も、
麻のシャツなのか、
シルクのとろみブラウスなのか、
そんな視点で見ていくと、
個性が見えてきます。

 

合わせたい家具のイメージや、
照明器具など、
何か決まっているものがあれば、
そのイメージとリンクする生地が

見つかると思います。

 

生地だけをみて、
質感にこだわりすぎると、
決めきれなくなって大変ですので、
視野を広げて、

他アイテムとのバランスを見たり、

 

または、ご自身の好みが、
麻のシャツなのか、
シルクのとろみブラウスなのか。
という観点から選んでみても、
案外しっくりくるかもしれませんね。

 

 

 

レースを目にする時間が長く、
シンプルなレースにしたい。

という場合、

落ち感は、
特に重要ポイントです。

生地の質感や縫製の良し悪しが、
はっきりと出るところですので、

”白ならどれでも一緒”
のように感じてしまいがちですが、

一日の中で、最も長く目にするレース生地こそ、

その仕上がりにこだわりをもって、
いろいろな選択肢があることを忘れないで、
お好みの生地を手に入れて頂きたいな
と思います。

 

 

落ち感のきれいなレース例を

全てポリエステル製で揃えてみました。

 

近年は、最先端の技術で

ポリエステルでも天然繊維の風合いも

表現できるようになりました。

もちろん天然繊維の良さはありますが、

防炎であることが必要な場合や、

洗濯による収縮の少なさ、

メンテンナンス性の高さ、

また、紫外線による劣化が少ない点で、

化学繊維のファブリックは、

カーテンにはお勧めです。

 

 

極細糸による、

透明度が高くさらっとした質感で、

ポリエステルならではの均質な上質感。

シンプルで清潔感のある雰囲気が得意です。

 ソプラノⅢ produkt bild 02

 画像:クリエーションバウマン

 

 

こちらも、ポリエステルですが、

太細のあるタテ糸と麻のような質感の横糸で、

ガーゼのようにナチュラルで繊細な仕上がり。

優しく包みこむような柔らかさ。

インテリアテイストを選びません。

 FA1227 SL sekou large 

画像:フジエテキスタイル

こちらは、透け感の高さを保ちつつ、

遮熱・ミラー効果もあります。

 


こちらもポリエステル製。
部分染めされた糸が天然繊維のような印象。

ナチュラルで表情豊かな素材感が、

カジュアルで上質な空間に似合います。

アミラ1302l
画像:クリスチャン・フィッシュバッハ

 

 

シルクのように光沢のあるレース

極細糸により、

ふんわりと流れるような風合いです。

フォーマルな空間に似合います。

こちらもポリエステルです。
アガチス1163l
画像:クリスチャン・フィッシュバッハ


 

 

 

同じく落ち感の綺麗な白いレース

といっても、

それぞれに質感が異なります。

性格の違いを感じるようですね!

 

ひだを作るレギュラーカーテンは、

お部屋の中で曲線を演出する

大きなアイテムです。

その美しさによってお部屋のグレード感が変わりますし、

ファブリックを通した光の具合によって、

お部屋の明るさや、

空気の柔らかさが変わりますので、

是非こだわりたいポイントです。

 

 ”透け感”と”影”について。

は、また次回に続きます。


 

トータルコーディネートではなく、

カーテン選びなどの

インテリアアイテムひとつひとつについても、

ご相談を承っております。

 

お客様が見逃しがちな

細かいポイントまでこだわってご提案致します。

 

お問合せは、

お問合せページから

お気軽ご連絡下さいませ。



 

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