「具体的なイメージはないので提案してほしい」 お客様と共に描いた愛犬と過ごすスタイリッシュな日常 ー打合せのプロセスー
こんにちは。
ご訪問下さいましてありがとうございます。
今回は、ホテルライクな暮らしをテーマに、ドリームインテリアがどのようにお客様の理想の空間を形にしたかをご紹介します。
~works18 の事例の打ち合わせプロセスのご紹介です~
最初のお問い合わせの際のご希望は「ホテルライクな感じでお願いします。」という一言だけでした。
けれど、会話を重ねるほどに、お客様のライフスタイルと感性が少しずつ輪郭を帯びていきました。
お客様の当初のご希望は「ホテルライクでスタイリッシュな空間にしたい」というもの。
ただ、「具体的なイメージはまだないので提案してほしい」とのお話から始まりました。
間取り図面をいただき、動線・採光などを読み解きまずは打ち合わせのベースになるようなイメージパースを作成。
初回のご提案を行いました。
ブラックを基調にした重厚でクールなスタイルです。
百貨店や大型家具店にも並行してご相談されていましたが、初回プランを気に入っていただき正式にご契約して頂き、
ここから、インテリアコーディネートの本格的なプランニングが始まりました。
打ち合わせの中で
「今の住まいをブラック貴重にしているので次の物件は明るく」
「ソファは白がいい」
「ダイニングチェアは肘ありのもので」
「ワンちゃん(小型犬)がいるのでそこにも配慮してほしい」
というご希望をお伺いできましたので、当初のイメージから大幅に方向転換し、
白をベースに、質感と光のコントラストで上質さを保ちながら、スタイリッシュな空間へ再構築しました。
トーンを軽やかにしつつ、素材の上質さやシルエットの美しさはそのままにラグジュアリーな印象を保ち、
“明るさ”の中にも芯のあるスタイルを目指して、
照明・ファブリック・アートのバランスをデザインしました。
「この壁面にアートがあると良いですね、よさそうなものをご提案します。」とご提案したところ、
数日後に「こんなアートを買いました」と早速ご連絡をいただきました。
経営者の方は行動が早いので、そのスピード感にいつも驚きます。
数週間後に海外から届く予定のそのアートは、鮮やかでインパクトのあるアート!
最初は少し驚きましたが、
「なるほど、ここまで大胆なデザインを楽しむ感性をお持ちなんだ」と気づいた瞬間、
空間全体の方向性が一気にクリアに!
そこから再び全体のトーンを練り直しました。
ビビッドなアートを軸にコントラストの強いアーティスティックな空間
ところが、
再度お客様からご連絡があり、「アートは他のものに変更したよ」とのこと。
その画像をもとに急遽カラーを再調整。
また最近お買い求めになられたショッキングピンクのルイ・ヴィトンのクッションも見せて頂きました。
こうなると主役が決まります!
お客様が選ばれた”アートとクッション”それを活かすような名脇役を配してラグジュアリー感を演出するのが今回の私の仕事です。
アートのエネルギーを下支えする上質な白のレザーソファやシンプルなテーブルを用いた最適なレイアウトと素材感。
全体の方向性も固まり、
「これでおおよそ完成ですね」と話していた矢先、ちょっとした“事件”が起きました。
お引越し日程も決まり完成が見えてきた矢先、賃貸契約の条件がご意向と異なり、別物件の検討が必要になりました。
お引越しの日程もすでに決まっていたため、お客様も私も、正直この時は頭を抱えました。
最初の物件をとても気に入っていらっしゃったこともあり、
「やっぱり前の物件の方が良かったな…」というお気持ちも伝わってきました。
「本当に納得できる物件が見つかるまで、少し探してみませんか?」
そうお伝えしたものの、お客様の中ではすでに“引っ越しをする”と決めておられ、
最終的にはトータルで判断して新しい物件へのお引越しを決断されました。
眺望とともに楽しむ、新しいリビング
新しいお住まいは、前回の物件よりも眺望が素晴らしく、
映画を観たり、夜景を眺めたり。
日常の時間そのものが贅沢に感じられる空間でした。
それを最大限に生かすために、ソファのレイアウトを「景色を楽しむ配置」へと再構成。
リラックス感と開放感を両立させるレイアウトにしました。
ダイニングチェアは「もう少しインパクトが欲しい」と、イタリアカルテル社のエミリオ・プッチ柄のチェアに。
いっそさらに遊び心を出した方が全体のまとまりがでると思いましたので、1脚のみ異なるカラーの張地をご提案しました。
4脚のうち2脚づつ色を変える方法もありますが、この場合は1脚のみ変えた方が”こなれ感”がでます。
インパクトのあるアートの前にそれに負けないアートのようなダイニングが完成です。
シンプルなテーブルと白いソファとの対比で、ホテルラウンジのような落ち着きの中に、日常を楽しむ“遊び心”をプラスしています。
夜景も楽しみやすいように、ソファは窓側に大きく膨らんだ形状のものに変更。
今回、特に大切にしたのが2匹の元気なワンちゃんの快適性。
お客様にとって“家族”の一員であるワンちゃんが、安心して過ごせる空間を整えることが重要なテーマでした。
初回打ち合わせの際に、ワンちゃんが安心して登れるようなロータイプのベッドにしたいということが、
機能面での明確なご希望でしたので、その点にも心を砕きました。
ロータイプのベッドはどうしても生活感が出やすいデザインのものが多いのですが、
インテリアズさんのオリジナルデザインのベッドがご希望にぴったりでしたので、大変喜んで頂けました。
私は妄想力が凄いので、ベッドに上がろうとしたワンちゃんがうまく登れなくて落下したり脚が挟まったりする妄想が止まらず・・・。
納得できるまで何度もインテリアズさんで検証を重ねました。
汚れが目立ちにくい素材でメンテナンス性にも配慮、ホテルライクなインテリアの印象を保ちながら快適さを両立しました。
こちらもお客様セレクトのアートを活かせるように全体のバランスを考えて配置。
リビングのラグはユニットタイプで、洗濯や部分交換が可能。
汚れを気にせず使え、かつ生活感を出さない色合わせにしています。
日中も夜も横浜の眺望が最高に楽しめるリビングダイニングになりました。
ギリギリのスケジュールでしたが、無事にお引越し前日にすべて納品完了。
ワンちゃんたちが嬉しそうにお部屋を駆け回る姿を見たとき、ワンちゃんたちも気に入ってくれたのかな。
と大変嬉しく思いました。
間取りが変わったことで、リビングには掛けられなくなったアートは、
ちょうど玄関の壁面に納まりました。
最初は“おまかせ”だったインテリアが、打ち合わせを重ねるうちに“共作”へと変わっていく。
その過程こそ、DREAM INTERIORらしい空間づくりの醍醐味です。
振り返ってみると、初回提案の黒を基調にしたインテリアとは全く異なるイメージになりました。
私の提案のまま進めていたら、本来のお客様のご希望とは違ったものになってしまっていたかもしれません。
イメージがないとおっしゃっていたお客様が打合せを進める中で、ご自身の好みを見つけて教えて下さいました。
インテリアコーディネートに興味がある方は、今回のお客様同様に、ご自身の感性を大切にしていらっしゃることが多いように感じます。
イメージがなくても大丈夫です。
会話の中に、その方らしさのヒントは必ず隠れています。
そしてそれを引き出して形にしていくのが、私たちの役割です。
その“らしさ”を形にしていくこと――それがDREAM INTERIORのインテリアコーディネートのあり方です。
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ほんの少しの工夫で、空間は劇的に変わります。
オンライン無料相談では、お部屋の写真や理想のイメージをもとに、
あなただけの感性をカタチにするお手伝いをします。
これからの空間づくりは、「ただ住むため」ではなく、
“自分らしさ”を表現するステージであってほしい。
ドリームインテリアは、そんな想いに本気で寄り添います。
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参考記事:
世界でただひとつあなただけのラグジュアリー空間を作るための考え方について
Concept | 東京でインテリアコーディネートの依頼・相談なら「DREAM INTERIOR」へ
DREAM INTERIORでは、20年以上の経験を活かした高級感のあるインテリアコーディネートをご提供しています。
お客様一人ひとりの個性を大切にし、唯一無二の上質な空間づくりをお手伝いさせていただいております。
CGパースによる分かりやすいプレゼンテーションで、完成イメージを事前にご確認いただけるのも特徴の一つ。
高級家具メーカーとの豊富なネットワークを活かし、お客様のご要望に最適な家具をご提案いたします。
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4月にミラノで開催された家具の展示会
ミラノサローネ
ミラノデザインウイーク
についてInstagramのリールにて投稿をしています。
いろいろなブランドを紹介しているので、是非ご覧ください。
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インテリアコーディネータ―資格を取得後、
設計事務所やデザイン会社、にてモデルルーム設営の仕事をしていました。
2級建築士取得後、不動産デベロッパーでマンションの商品企画の仕事を経験した後、
2015年に独立し、それまでの経験を生かしながら個人邸のインテリアコーディネートを手掛けています。
お客様の唯一無二の個性をいかした、”自分史上最高のインテリア”を作ることに特化したサービスを行っています。
毎年ミラノで開催される、家具のパリコレともいえる、ミラノ・サローネにも2006年から行っていますので、
イタリア本国のショップ事情通。
・インテリア提案から、家具販売、施工までワンストップで承る、数少ないフリーランスコーディネーター。
・CGで室内空間を表現するのが得意で、細かい作業も大好き。
・”家事は苦手・時短が大好き系”のインテリアコーディネーター。
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