パークハイアット京都宿泊 高低差を生かした設計、考え抜かれた借景、色数を抑えながら楽しませてくれる客室
こんにちは。
ご訪問下さいましてありがとうございます。
こちらはマンションインテリアに20年以上携わる
DREAM INTERIOR ドリームインテリア代表の加藤英里のブログです。
傾聴力×見えるプレゼン×実現力で、
”自分史上最高のインテリア”を最短距離で実現させるお手伝いをしています。
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マンションをメインとした”住まいのインテリア”をプロ目線でコーディネートしています。
ご要望に合わせていろいろなテイストに対応可能ですが、
非日常感のあるスタイリッシュなコーディネートを得意としています。
まずは、オンラインでの無料ご相談をさせて頂き、
ご希望に沿えるようでしたら、その後、有料サービスをお選び頂いております。
有料サービスはこちらの３種類です。→☆
海外からのお客様を意識した和テイストのホテル
私はインドア派の引きこもり体質なので、あまり旅行は好きではありません。
旅行のプランを考えているとたいてい面倒くさくなって断念。(^-^;
やっぱ家最高！と思ってじっとしています。
でも、たまには非日常感を味わいたい！
そんな私にとってホテルステイは、手軽に非日常感を味わえる癒しのひととき。
ホテル選びのポイントは、『非日常感』と『居心地の良さ』です。
近年、海外からのお客様を意識した和テイストのホテルが増えていますね。
ここ数年で宿泊したホテルをご紹介したいと思います。
パークハイアット京都
京都は、学生時代に住んでいたこともあって、土地勘もあり気軽に
行ける数少ない場所なのですが、季節ごとにいくらでも楽しめて毎回感動します。
パークハイアット京都は、清水寺や隣接する高台寺、八坂神社や祇園が徒歩圏内と、
とても利便性の高い場所にあるので、観光の拠点にも最適です。
創業140年を超える歴史を持ち、
幕末の頃、藩士 桂小五郎、井上馨、久坂玄端らが集まり会合を開いたと伝わる
料亭「山荘 京大和」に隣接した外観はとても雰囲気があります。
街並みに馴染んでいて、うっかり入り口を見落して周囲を一周してしまいました。
戻ってみたら、とても分かりやすい入り口だ！あれ？何で見落とし？
エントランスはホテルの規模の割に広くて落ち着きがあります、
天井のデザインや迫力のある大きなテーブルの設えが、
屋外の喧騒を忘れさせてくれました。
廊下にも素敵な演出がなされていて、
特別感が感じられます。
素晴らしい枝ものアレンジメント。
陰影が唯一無二のデザインを作っています。
窓からは八坂の塔が見えました！
日中はこのような感じ。
実際に見るともちろん素敵なのですが、
やはり夜の印象の方が勝ります。
光と影の効果って偉大です。
客室はアシンメトリー（左右非対称）で柔らかく温かい
お部屋は同じように落ち着いたインテリアですが、
素材感を生かしたシンプルなデザインが、
上質さを感じさせてくれます。
白木×黒に少しだけ朱色が用いられていて、
シックな中にも温かみを感じられます。
シンメトリー（左右対称）ではなく、アシンメトリー（左右非対称）に
家具やランプが配されているところにも和の要素を感じます。
無機質感を感じさせてしまう大型テレビも、しっかり壁面に馴染んでいて
程よいアクセントとなっています。
ソファ張地やベッドリネンはホワイト。
ふかふかな様子から清潔感と居心地の良さが漂っていて、
疲れを癒してくれました！
傾斜天井のタモ材の木目の美しさにも感動しました。
そして洗面に置かれた籠。
この影にも参りましたー！
バスルームの大理石も目を楽しませてくれます！
単調になりがちな、ホテルの和テイストですが、
色数を抑えながら、ここまで楽しませてくれる空間って
さすがだなーと感動。
一気にお風呂からふかふかベッドに飛び込みたいところでしたが、
バー「琥珀」が素敵とのことでしたので、頑張って行ってみました。
ここからも八坂の塔が見られます。
お酒はほとんど飲めないのですが、
この雰囲気を味わえて本当に良かったです。
このロケーションなら飲まなくても酔うよ～！
廊下には、こんな光の演出も。
『非日常感』と『居心地の良さ』を満喫させて頂きました。
食事は予約を忘れていて、
せっかくの機会なのに料亭では食べられないという痛恨のミス
を犯してしまいましたが、、、
エントランス横のホームスタイルカフェ「KYOTO BISTRO」で頂いた
夕食のパスタも朝食も、とても美味しかったのでお勧めです。
改めてプロジェクトの説明を見てみましたら、
街並みに溶け込むように設計されたとのことでしたが、
本当に見落とすとは思いませんでした！(笑)
竹中工務店のサイト☆にこのプロジェクトについて書かれているので、
ご興味ある方はご覧下さい。
以下、サイトからの抜粋です。
ー時間を重ねてきた老舗料亭の木造建物と庭園をそのまま残して、
インターナショナル・ラグジュアリーホテルと共存させる
・・・元からあるものを損なわずに新しい風景を重ねていく
ー高低差のある地形を生かした既存の庭園に、
ホテルをいくつかの棟にわけて配置することで、
新しい建物と歴史的な建物が庭園を介して互いに「近景」を作りながら、
古都の街並みが「遠景」となる「借景」の関係を計画しました
ー高さを抑えながら、京大和の木造建物や庭園を保存し、
かつ新たなホテルを建てるために、従来の地下部分にホテルの床面積の約60％を埋めこんだ
高低差を生かした設計、考え抜かれた借景などによって、
その事を知らずに訪れた人もその想いを自然に楽しめるような素晴らしいホテルでした！
もしお時間ありましたら、お付き合い下さいm(__)m ※注意！長いです！
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私は、25歳でインテリアコーディネータ―資格を取得後、
設計事務所やデザイン会社、にてモデルルーム設営の仕事をしていました。
2級建築士取得後、不動産デベロッパーでマンションの商品企画の仕事を経験した後、
2015年に独立し、それまでの経験を生かしながら個人邸のインテリアコーディネートを手掛けています。
お客様の唯一無二の個性をいかした、”自分史上最高のインテリア”を作ることに特化したサービスを行っています。
毎年ミラノで開催される、家具のパリコレともいえる、ミラノ・サローネにも16年前から行っていますので、
イタリア本国のショップ事情通。
・インテリア提案から、家具販売、施工までワンストップで承る、数少ないフリーランスコーディネーター。
・CGで室内空間を表現するのが得意で、細かい作業も大好き。
・”家事は苦手・時短が大好き系”のインテリアコーディネーター。
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