カリモクケーススタディ@Karimoku Commons Tokyo その①
こんにちは。
DREAM INTERIOR
ドリームインテリア
加藤英里です。
先日、カリモクさんの新しい試みを、
拝見して参りました。
カリモク家具さんといえば、
日本国内で最も有名な家具メーカーの一つですね。
ショールームは全国にたくさんありますが、
今回伺ったのは、
今年2月に西麻布に新しくオープンした、
Karimoku Commons Tokyo
リノベーションが施された
3階プラス屋上のショールームです。
やっと伺うことができました!
下記のように、
様々なシリーズを展開されていて、
木製品を中心とした確かな技術力と、
工場での生産能力の高さで、
様々な製品を送り出しています。
〇ベーシックなシリーズは、
日本の住宅事情を考慮した
汎用性の高いデザイン。
様々な年齢層の方に。
〇カリモク60のシリーズは、
その名の通り60年代の
デザインオマージュ。
カジュアルテイストが好きな方に。
〇domani (ドマーニ)は、
国産家具としては、
数少ないクラシカルなテイスト。
エレガントなスタイルを好む
高級志向の方に。
Karimoku Commons Tokyoでは、
新しいコンセプトの4シリーズ
〇KARIMOKU CASE STUDY
〇石巻工房byKarimoku
〇Karimoku New Standdard
〇MAS
に触れることが出来ます。
これらのシリーズは、
建築家や外部デザイナーのデザイン力によって、
新たな木製家具の良さが引き出されています。
1階では、『oiya』という
淡路島の瓦タイルの展示がありました。
こちらも素晴らしかったので、
また改めてご紹介したいと思います。
2階に上がると、
〇KARIMOKU CASE STUDY
のシリーズが、シーンごとに展開されています。
こちらは、芦沢啓治氏と
デンマークのデザインスタジオ、
ノーム・アーキテクツによるデザインによるもの。
他の案件の為のデザインでスタートしたとのことですが、
Karimoku Commons Tokyoは、
芦沢啓治建築設計事務所によるリノベーション。
空間と家具の一体感がとても心地良いものとなっています。
曲線が美しいチェアなのに、
スタッキング出来ることにも感動。
上記写真は、オーク材で、
木目そのもののナチュラルな風合いのシリーズ。
温かみがありながら、すっきりとした印象は、
きっと多くの方が好むスタイルだと感じます。
こちらとスモークドオーク色があります。
スモークドオークは、とてもシックなイメージ。
濃色の木目というと、近年ウォールナット色が多くを占めていますが、
こちらは、また一段と引き締まったイメージです。
※ホームページよりお借りしました。
無機質な空間で、モダンにまとめても素敵ですし、
和のテイストにもしっくりとなじみます。
そして、素晴らしいのは、
ケーススタディの概念と同様に、
経済的かつ複製しやすいモデルであること。
あるプロジェクトの為に生み出された製品は、
もちろんとても素敵だけれど、
再現性が低かったり、
とても高額になりがちかと思います。
一般的に、良い家具=高額。
というのは、ある程度仕方のないことかと思います。
ただ、こちらの家具については、
品質に対するコストパフォーマンスの高さ。
に驚きました。
素材の良さと、デザインの美しさ、
このクオリティを
この価格で提供できるのは、
技術力の高いカリモクさんだからこそ
だと思います。
先日、
イサムノグチ展に伺って参りましたが、
ノグチ氏が、映像の中で、
『私の彫刻、高くて誰も買えないでしょ(笑)』
あかり(美濃和紙製の提灯ランプ)
なら買えるでしょ?だから作りたかった』
というようなことを話していたことを思い出しました。
画像:イサムノグチ展にて。
ピカソも自分の作品が高額になり過ぎたので、
陶器のプロダクトをデザインして、
大量生産できるようにした、というのとも、
同義かもしれません。
素晴らしいデザインも、
高額だと、なかなか沢山の人の手に届かないですもんね!
日本とデンマークという、
森の国から発信する木の家具。
一緒に置かれていると、
どちらのデザインか
見分けがつかない程なじみますね。
ブランディングを担当された方とお話が出来たのですが、
見た目の美しさだけでなく、
細部まで使い勝手の良さ、
またメンテナンスにも配慮されていることが分かり、
自信をもってお客様にお勧め出来る製品だな、
と感じました。
シンプル でも 冷たくない。
天然の素材が心地よく、
体に触れるところがやさしい。
北欧モダンテイストが好きで、
Yチェアも良いけど、もう少し違う感じがいいな。
そして、出来れば、国内産で、
国内でメンテナンスができて、
長く使えて。。。
そんなわがままにもこたえてくれる家具です。
因みに、
ブルーボトルコーヒーみなとみらい店の家具
としてデザインされたものもありますので、
お近くの方は、実際に触れて見られると楽しいかと思います。
KARIMOKU CASE STUDY
のホーㇺページはこちらです。
↓
コンセプトはもちろん、
製作への思いなども大変感銘を受けます。
Karimoku Commons Tokyo
の紹介は、また次回に続きます!
ホームページはこちら
↓
次回以降の記事はこちらです。
石巻工房 by Karimoku @Karimoku Commons Tokyo その➁
Karimoku New Standard・MAS @Karimoku Commons Tokyo その➂
oiya オイヤ 淡路のいぶし瓦 @Karimoku Commons Tokyo その④
最新の自己紹介記事はこちらです。
※大変長いので、読むのが大変です。
お急ぎの方は、コンパクトにまとめた
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