事例紹介【works 01】 オーダー家具のデザインポイント 飾り棚の照明の位置 | DREAM INTERIOR|インテリアデザイン・インテリアコーディネーション

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事例紹介【works 01】 オーダー家具のデザインポイント 飾り棚の照明の位置

カテゴリ: こだわりポイント紹介 作成日:2021年05月03日(月)


住宅内の家具をデザインするときに、
配慮していることがいくつかありますので、
その具体例をご紹介したいと思います。

 

飾り棚を作る時には、
棚そのもの、また、
飾るものを綺麗に見せるために
照明を入れることがあります。

 

その時、光源(照明器具やランプ)

が出来るだけ見えないようにする。

という点は個人的にとても気にしているところです。

 

とても重要なことですが、
なかなか難しいところでもあります。

 

というのも、

照明を入れて光らせるということは、
照明器具の前に遮るものが何もない状態にしないといけない。

ということ。

ただそうすると、器具が見えてしまう。

このジレンマがあるからです。

この当たり前のことに悩まされます。

 

店舗やホテルなどで、
”照明で綺麗に照らされた飾り棚”
を目にすることも多いかと思います。

棚も飾られている物自体も光に照らされると、より一層美しく見えます。

物販の店舗では、商品を、

飲食店では、空間やお食事を照らしているので、

私たちが目にするときは、必ずと言っていいほど照明が点灯している状態。

ですので、近づいてじっくり見ない限りは光源は気になりません。

 

 

ただ、住宅の場合、
実際のところ、

”照明を付けていない時間”

も多いのではないでしょうか。

 

 

朝起きてすぐに、
飾り棚の照明を付ける方はいらっしゃらないのではないか。

また夜間でも、
お引越しの直後は付けるけれども、
しばらくすると、お客様がいらっしゃった時しか付けないのではないか。。。

そんなことを考え始めると、

”照明を点灯していないときも、綺麗に見えること”

がとても重要に感じてきます。

 

もちろん、”点灯時も美しく”

です。

 

その点に出来るだけ配慮してプランします。

目線より上、

または、

目線より下に位置する場合は、
それほど配慮する必要はないのですが、

目線に近い場合は、

まず第一にお住まいになる方の目線に配慮して、

いらっしゃるであろうお客様の目線の高さにも配慮して、

出来る限り、綺麗に見えるように検討します。

 

 

もちろん、その点ばかりに注意してしまうと、

飾り棚として、飾るものの大きさとの兼ね合いや、

全体のバランス感が保てなくなってしまうので、

全体を見ながら最終的なバランスを考えています。

 

 

その例をご紹介。

 

このホームページ内に事例としてアップしています、

works 01 
モデルルームのような優雅なひととき

のダイニング飾り棚です。

 

町田1 照明 人物追加

 

目線の高さに照明器具が見えないように、
棚の高さと照明の位置を検討しました。

照明器具は、テープ状のLEDランプです。

樹脂製のカバーが付くとこのように見えてきます。

 LED B TAPEp09

 画像:スガツネ工業

点灯時は目立ちませんが、
消灯時は目線近くに見えるとその異素材感が気になります。

もちろん、メーカーさんは、綺麗に見えるように開発されているので、
どんどんすっきりしたデザインにはなってきています。

ただ、どうしても光を透過させなくてはいけないので、
この部分は乳白色のアクリル等で出来ていて、
天然木等に付けるとと異素材感が出てしまいます。

 

今回は、上段の棚には上部、

下段の棚には下部に照明を仕込むことで、
丁度目に入らない位置に設定できました。

 

棚の背面にアクセントクロスを施工しているので、

その箇所が綺麗に反射します。

3連の窓の両サイドに光のラインが出来ることで、
遠近感がでて奥行感も増します。

今回のダイニングは、天井が下がっていて、
ぐっと奥まった印象でしたので、
右側の扉付きの棚まで高さを合わせることで、
光のラインを延長させて、

あえてさらに奥行を強調しています。

下段の棚の上部に照明を入れることで、
棚の上のものを照らすという考え方もありますが、

そうすると、丁度目線の位置に光源が来てしまうので、

今回はあえて上下に分けてデザインしました。

 

家具を綺麗に作るためにはいろいろなセオリーがあるかと思いますが、

出来る限り想像力を働かせて、
住まいのシーンをイメージしながらデザインしています。

 

照明を検討する際は、

位置だけではなく、

光の強さや光の色、
またホコリが入ってしまわないか、
お掃除しにくくならないか、
万が一取り換えが必要になった場合は対応可能か、

などなど検討事項は沢山ありますので、
状況に合わせてじっくり考えます。

 

時に独りよがりかもしれませんが。(笑)

 

 

 

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