東京でインテリアコーディネートの見積依頼なら「DREAM INTERIOR」へ | メゾン・エ・オブジェ 日本橋高島屋  【第1部 デザイナー・オブ・ザ・イヤー】

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メゾン・エ・オブジェ 日本橋高島屋  【第1部 デザイナー・オブ・ザ・イヤー】

カテゴリ: 展示会レポート 作成日:2022年03月12日(土)


こんにちは。

こちらのブログにご訪問下さいましてありがとうございます。

DREAM INTERIOR ドリームインテリア代表の加藤英里です。

マンションをメインとした”住まいのインテリア”をプロ目線でコーディネートしています。

ご要望に合わせていろいろなテイストに対応可能ですが、最近は和テイストを感じられるコーディネートを得意としています。

事例については、worksのページをご覧下さいませ。

 

 

こちらをご覧頂いている皆様もそうかもしれませんが、

ここ2年程、いろいろと無力感を感じてしまいます。

けれども、結局今の自分に出来ることは、ただまわりの人に優しくすること。

そして、自分の分野で楽しいことや癒されることを発信すること。そのように考えています。

 

 

昨日は、日本橋高島屋で開催されている メゾン・エ・オブジェ・パリ展に伺いました。

 

メゾン・エ・オブジェは、毎年2回パリで開催されている展示会。

「世界のインテリアのトレンドを牽引するトレードショー」という名のとおり、新しいインテリアアイテムが、各国のデザイナーによって発表される展示会で、世界中のバイヤーが商談をする場所でもあります。

 

私自身、パリでのメゾン・エ・オブジェには行ったことがなく、いつか行きたいなと思っていましたので、今回、東京で開催されるということで、これはえらいこっちゃ!とワクワクして伺いました。

 

ちなみに、本国での開催が当初の予定より延期になったため、今回の日本橋での特別展示が、世界初ということもあって、大変貴重な機会です。

 

会場は、日本橋高島屋の本館8階の催事場に特設のホールが設けられていました。

デパートの催事場に、メゾン・エ・オブジェ をもってくるなんて、すごいことを考える方がいらっしゃるものですね。

その思想の片鱗を、会場のイントロダクションにて、感じることができました。

 

1941年に日本橋高島屋にて、シャルロット・ぺリアン日本初の展覧会「選択・伝統・創造」が開催されました。

1941年といえば、第二次世界大戦のさなかです。

約2ヶ月かけてぺリアンは渡航して来たとのことです。

コロナ禍での今回の開催はとても困難であっただろうな。と思っていましたが、80年前にもデザインの力を信じ、どんな環境下でも未来の幸福を信じて、その先陣を切っていこうという気概があったことに大変感銘を受けました。

 

この展示については、別記事にて触れたいと思います。

 

 

今回の本編は、

【第1部】

歴代のデザイナー・オブ・ザ・イヤーを受賞し、現在も活躍を続けるクリエイターの中から21名の作品(椅子と照明)の展示。

 

【第2部】 

What's New  ーパリにて出展される本年の新作コレクションによる、スタイリング展示。ー (これが世界初の展示)

 

【第3部】

次世代の創作活動に贈られるライジング・タレント・アワード 。今年選考された新鋭の日本のクリエイターの作品と、2020年のフランスのクリエイターの作品が、対面形式で展示。

 

 

情報量が多いので、うっかりしていると、するすると通り過ぎてしまいそうです!

 

 

まずは、第1部から。

全てのブース、それぞれ個性的でとても面白い。

一脚の椅子と照明だけ(一部例外あり)で、各々とてもコンパクトなブースで表現されていました。

限られたスペースと条件でこの展示をまとめあげるのは、本当に大変だと思います。

思わずそんな裏方目線が沸き起こりました。

全てを写真に納めましたのでご紹介しますが、現地でご覧になるのを楽しみにされていらっしゃる方は、

ここからネタバレ注意です!

 

 

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本当に、一つ一つのブースはとてもコンパクト。

”インテリアコーディネート”というよりは、”オブジェとしての展示”という印象です。

背景に、柄があったり、対して、全く無地のホワイトであったりと、個性があふれています。

著名なデザイナーばかりですが、特に馴染みのあるデザイナーの作品は、その個性がとても良く表現されていて、

うんうん!と嬉しくなりました。

 

今年の受賞作品はこちら。

 

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うーん。

座布団調の座面が斬新!

よく見ると、6本脚ですね。

脚先には、靴下状のものが・・

正直なところ、こちらの椅子はちょっと私の好みではありませんでした。

他の作品も見てみたかった!

とつい思ってしまいましたが、それも楽しいところ。

これから、追いかけてみたいと思います。 

 

ここまでで、かなり楽しめました。

平日のお昼でしたので、写真も沢山撮影出来ました。

 

デパートの展示らしく、守衛さんが会場を見回っているのも、何だか素敵です。

 

私が見ていた時は、デパートのお得意様と思しきご夫婦が、ゆっくりご覧になられていて、

この展示が、青山のインテリアショップ等ではなく、デパートの催事場で開催されていることに、

とても大きな意味があるように感じました。

 

表に出ると、岩手の物産展が大賑わいでした。

だって、デパートって”百貨店”ですからね!

 

もっと沢山の方が、物産展に行くかのように、家具の展示会に行く感覚になればいいなー。

 

メゾン・エ・オブジェと連動した一階の特設会場では、工具箱型の収納ケースが販売されていました。

そのすぐ横には、エルメスのショップが!

 

”おしゃれ工具箱”とエルメスが同時に買える場所なんて、世界中探しても今ここにしかないと思います!

 

 

次回【第2部】【第3部】に続きます。