フランク・ロイド・ライト デザインアーカイブによるラグコレクション
今日は、フランク・ロイド・ライトのデザインアーカイブによる
ラグのコレクションをご紹介します。
五反田にある、東京デザインセンター内、
FABRISTA ファブリスタさんにて
お取り扱いされています。
東京デザインセンターといえば、
当初はセンプレデザインのショップもあり、
スタイリッシュだけれど、
気軽に立ち寄れるインテリアマーケットという感じでしたが、
最近は、よりプロ向きのショールームが多くなっている印象です。
マリオ・ベリーニの設計で、
お馬さんの彫刻がとても印象的。
傾斜地を生かした素敵な設計で、
この前を通るだけで、吸い込まれそうな存在感。
ついつい写真を撮ってしまいます。
館内のイタリアンのレストランでは、
マリオ・ベリーニの名作チェア、
CABキャブが使用されていますので、
使用感を試したい方にもお勧めです。
FABRISTAは、
インテリアファブリックスの総合商社。
こちらの4階にショールームがあり、
そのエントランスにて、
フランク・ロイド・ライトのラグの展示があります。
上質感が溢れ出ていて、とても魅力的です。
丁度、フランク・ロイド・ライトがお好きだというお客様宅に
お邪魔した後でしたので、
スタッフの方に詳しくお話を伺ってみました。
フランク・ロイド・ライトは可能な限り、
インテリアにも自分の考える美しさを取り入れようとし、
自分のデザインした家具に合うラグを提案していたとのこと。
これらのラグのいくつかは実現しましたが、
彼のデザインしたすべてのラグが実現した訳ではなかったとのこと。
そこで、
Classic Rug Collection, Inc. CEO兼ラグデザイナーである
バーバラ・バランによって、それらが再構築されているとのこと。
フランク・ロイド・ライトのデザイン・アーカイブをメインとしながら、
天井、窓、穴が開けられた木製パネル、コンクリートブロック等、
さまざまな幾何学模様からインスパイアを受け、
わずかな色の変更を加えたり、
もともと色付けされていないデザインには、
ライトの美学に合った色を選択しながら
現代のテイストと調和するようによみがえらせたアイテムだそうです。
それぞれにストーリーがあり、
とても面白いです。
※詳しくはホームページに記載。
↓
現代のインテリアと調和するフランク・ロイド・ライト ラグコレクション | 輸入カーテンショールーム| FABRISTA(ファブリスタ)
素材については、
大きく3種類があります。
ニュージーランドウールと天然のシルクを使い、
ハンド・タフトと手織りの製造技術にもこだわった
「SIGNATURE SERIES RUGS & RUNNERS」
とても、きめ細かく光沢のあるシリーズです。
手仕事の温かみがありつつ、モダンなデザインが
とても個性的です。
少しカジュアルなシリーズ。
インドで一つ一つ手織りされているFlat Weave
「USONIAN COLLECTION」
※床に置いているキリム調のシリーズです。
ピクニックに使われる方もいらっしゃるそうです。
素敵ですね!
気軽に楽しんで頂けるビニールフロアカーペットFloor Cloths
※上記写真中の壁面につるしているコンパクトなタイプ。
床に敷くだけでなく、
展示のように、タぺストリーとしてそのまま吊るしたり、
額に入れて飾っても面白いです。
ラグを製作する工場には児童労働者は一切関わらないよう、
独立した第三者による厳格な検査がなされているとのこと。
ラグなどの特殊技術を要する製品の製作等は、
職人の手作業によるものが多いのですが、
その実態が明確ではないものもあります。
生産段階もしっかり管理されているものを購入できると、
安心ですね。
インテリアコーディネートでは、
ラグの存在がとても大きい割に、
なぜか後回しになりがちです。
ラグから始めるインテリアコーディネート。
の可能性を再認識させてくれるような一品でした!
Category
- NEWS・自己紹介 (7)
-
BLOG
(0)
- お客様の声・コーディネート事例 (20)
-
サービスのご案内
(18)
- 動画ウォークスルー (4)
-
こだわりポイント紹介
(3)
- 事例解説 (1)
-
インテリアアイテムの選び方
(1)
- カーテンの選び方 (14)
- 家具の選び方(木目の色) (9)
- その他アイテムの選び方 (1)
- おすすめの家具ショップ&アイテム (21)
- おすすめのファブリックスショップ&アイテム (3)
- 展示会レポート (5)
- アートや食器など 日々を彩るアイテム (2)
- お打ち合わせ・日々のこと (8)
- 居心地のよいインテリア ホテルなど (3)